シラバス(詳細)
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科目名 |
東アジア経済論特殊講義 |
科目コード |
8006 |
単位数 |
2 |
担当者名 |
澤内 大輔 |
開講時期 |
1前 |
開講年次 |
1年次 |
- 授業の到達目標及びテーマ
- 本講義では、学生が東アジアの経済統合を分析するのに必要な知識や技法を学ぶことを通じ、国際社会と地域社会に貢献するグローバルな活動を担いうる人材を養成することを目的とします。
<到達目標>
・学生が、経済統合の分析手法について明確に論述できる。
・学生が、東アジアの経済統合に関する研究動向を明確に論述できる。
・学生が、データに基づいて東アジアの経済統合の現状を論述できる。
- 授業の概要
- この授業では、教員と学生とが東アジアの経済統合に焦点を当てた書籍を輪読します。学生は、授業の前に不明点を明らかにし、授業時に積極的に質問することが求められます。輪読を通じ、国際貿易の分析手法や東アジアの経済統合の効果などについて学びましょう。
- 授業計画
- 1週目 ガイダンス:東アジアの経済統合
2週目 東アジアにおけるFTAの動向
3週目 東南アジアにおける東アジア統合の経済効果(1)
4週目 東南アジアにおける東アジア統合の経済効果(2)
5週目 東南アジアにおける東アジア統合の経済効果(3)
6週目 東南アジアと中国の貿易における構造変化(1)
7週目 東南アジアと中国の貿易における構造変化(2)
8週目 AFTAおよびASEAN+1が財貿易に与える効果(1)
9週目 AFTAおよびASEAN+1が財貿易に与える効果(2)
10週目 FTAの活用:タイの経験
11週目 ASEANの原産地規則はどのくらい厳格なのか
12週目 非関税措置とその調和(1)
13週目 非関税措置とその調和(2)
14週目 サービス貿易の制限が東アジア製造業の生産性に与える効果
15週目 東アジアにおける国際投資協定
16週目 補足とまとめ
- テキスト
- リリ・ヤン・イング、マーチン・リチャードソン、浦田秀次郎編(2020)『東アジアの経済統合:財・サービス・投資』(勁草書房)、6,050円
- 参考書・参考資料等
- 授業の際に適宜提示する。
- 成績評価の方法・基準
- 授業への積極的な参加態度(40%)および期末レポート(60%)によって評価する。