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2019年度

科目名	交通・物流システム特殊研究Ⅰ	科目コード	8104	単位数	2
担当者名	佐藤　馨一	開講時期	１前	開講年次	1年次

授業の到達目標及びテーマ: 交通と物流システムの発展が産業振興に果たしている役割を明らかにし、地域開発への対応を課題（テーマ）とする。到達目標は、①交通と物流システムの構成要素とその課題を理解し、②サプライチェーン・マネジメントの構築によって産業振興のための方策を提案できるようにすることである。
授業の概要: 物流システムは輸送、保管、荷役、流通加工、包装、流通情報の機能によって構成され、ロジスティックスはこれに調達機能と製造支援機能が加わったものである。授業においてはこれらの機能を述べ、物流拠点や大型小売店の立地特性を解説する。サプライチェーン・マネジメントは物流システムをさらに効率化するために企業間の無駄を省き、重複業務を排除するものである。これらの変革を通じて自社固有の強い機能、コア・コンピタンスを明確にした企業が生き残ることを授業展開の中心とする。
授業計画: 1週目物流の主要機能①
2週目物流の主要機能②
3週目物流の補助機能①
4週目物流の補助機能②
5週目ロジスティックスの機能①
6週目ロジスティックスの機能②
7週目ディスカッション①：北海道における物流の課題について討論をおこなう。
8週目サプライチェーン・マネジメント①
9週目サプライチェーン・マネジメント②
10週目アウト・ソーシング
11週目サード・パーティ・ロジスティックス（3PL）
12週目リバース・ロジスティックス
13週目地球環境問題と物流①
14週目地球環境問題と物流②
15週目総括ディスカッション②：これまでの講義の中で討論され、問題とされたことを総括し、学際的研究の重要性について、再検討する。
16週目総括ディスカッション③：これまでの講義の中で討論され、問題とされたことを総括し、学際的研究の重要性について、再検討する。
テキスト: 特に指定しない
教員がこれまで発表してきた論文等を配布して、講義を行う。
参考書・参考資料等: 講義の際に適宜指示する。
成績評価の方法・基準: ディスカッションの後にレポート提出。授業の理解度、討論内容、レポートの内容等を総合して評価。