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シラバス（詳細）

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2022年度

科目名	特殊講義Ⅲ（東アジア観光Ａ）	科目コード	1602	単位数	2
担当者名	郭倩	開講セメスター	第5セメスター	開講年次	3年次
授業の方法	講義	到達目標		実務経験	無
ナンバリング		※DP（ディプロマポリシー）と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ（商学科・観光産業学科）参照

授業のねらい: 現在、EUに次ぎ世界第２位の国際観光地域である東アジア諸国（3+ASEAN）の観光の現状を概観し、その主要国家である中国の急速に拡大する観光市場の特徴とその背景にある発展経緯を紹介する。また、東アジアにおけるグローバリズムの展開とマス・ツーリズムの飛躍的な成長を紹介する。
到達目標: 1.東アジア主要国家の観光に関する発展経緯と現状を理解する。
2.東アジア地域における観光の全体像を把握・理解する。
3.観光の担い手としての自分自身の観光活動に対する考えを深める。
授業内容: 1週目オリエンテーション（講義の進め方と注意事項など）
2週目中国の「旅」の歴史その一（「旅」の概念、明清以前の「旅」）
3週目中国の「旅」の歴史その二（明清時代の「旅」、民国時代の「旅」）
4週目半植民地時代の中国の観光と休暇時間の出現
5週目新中国の旅行業の発展
6週目新中国の観光政策の変遷
7週目新中国の観光地開発
8週目新中国の観光市場の拡大（国内旅行の事例）
9週目新中国の観光形態の変容（海外旅行の事例）
10週目中国の農村観光（成都・北京の事例）
11週目中国の都市観光（天津・香港の事例）
12週目中国の観光交通（鉄道と航空産業の発展）
13週目中国のホテル業の発展
14週目外国人の訪中観光
15週目東アジア観光モデルコースのプレゼンテーション（グループディスカッション）
16週目期末試験+全体まとめ。ただし、やむを得ず15週目までの講義が実行できなかった場合に補講授業を実施。
準備学修（予習・復習）の具体的な内容及びそれに必要な時間: 予習：参考書やインターネット等の媒体から東アジア諸国の観光関連情報を収集するなどの事前準備を行う（60分程度）。
復習：配布資料に基づき東アジア観光に関連する情報を整理し、講義内容を復習する（60分程度）。
成績評価の方法・基準: 授業時に実施する小レポート・講義中の発言/グループディスカッションなど　40％
期末テスト　60％
履修上の留意点: 遅刻や私語、飲食などの迷惑行為を慎むこと。
東アジア観光Bを履修することが望ましい。
学期中及び休み中に旅行行く際に旅行記/旅行体験談(1500文字）を作成し、提出すること（目的地は国内外不問、なお旅行行わなかった場合は地元の観光地紹介でも可）。
課題に対するフィードバックの方法: 授業中の質問・課題に対するフィードバックは適宜コメントを行う。
小レポート、旅行記に対する評価・フィードバックは次回の講義において時間を設けて行う。
時間の関係で講義中にフィードバックできなかった場合、CoursePowerやオフィスアワーを利用して行う。
テキスト: 特になし。レジュメ・配布資料を用いる。
参考書: 地球の歩き方編集室『地球の歩き方ガイドブックＤ０１中国　2019年-2020年版』　2,090円
山口有次、戸崎肇編著『観光・レジャーによるアジアの地域振興』芦書房、1,980円