シラバス(詳細)
2022年度 |
科目名 | IT&メディアA | 科目コード | 1545 | 単位数 | 2 |
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担当者名 | 佐藤 千歳 | 開講セメスター | 第1セメスター | 開講年次 | 1年次 |
授業の方法 | 講義 | 到達目標 | 実務経験 | 無 | |
ナンバリング | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- 現代社会は、テレビや新聞といったオールド・メディアが、インターネット上の新しいメディアに置き換わる途上にあります。メディアのコンテンツを教材に、現代社会におけるメディアの役割を考えます。同時に、履修者自らが取材(調査)を実践し、発信者の立場からメディア分析を行います。
- 到達目標
- インターネットの普及に至るまでのメディアの歴史を把握する。
インタビューによる調査(取材)の実践を通じ、多様な価値観を他者に伝える発信能力を身につける。
調査結果を履修者がピアレビューによって共有することにより、自らと背景や価値観の異なる他者との共生について実践的に考える。 - 授業内容
- 1週目 「メディアリテラシー」とは何か
2週目 オールドメディア(新聞・テレビ)の歴史と特性
3週目 インターネットの歴史と特性
4週目 事例:テレワークによる働き方の変化とメディア
5週目 社会調査の概要:質的調査と量的調査の違い
6週目 調査(取材)者が留意すべき調査倫理
7週目 質的調査と量的調査の事例比較。
事例を用いた調査倫理の検討。
8週目 質的調査、特にインタビュー調査の目的と技法
9週目 質的調査で得られたデータを分析する手順
10週目 データ分析の実践:コードを用いた分析方法の実践
11週目 データ分析の実践:コードを用いた分析で抽出した概念の相互関係の分析
12週目 調査報告書の作成の手順
13週目 調査報告書の作成
14週目 グループディスカッション:履修者による調査報告書のピアレビュー
15週目 発信者の視点から考えるメディアリテラシー
16週目 プレゼンテーションと調査学習の講評。やむを得ず16週までの内容を実施できな かった場合は補講授業 - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- (毎日15分間×週5日=毎週75分間)新聞1種類とインターネットのニュースサイト1種類をそれぞれ選び、毎日のニュースに目を通してください。そのうえで、あなたが最も関心を持った記事をクリッピングまたは切り抜いて保存し、「新聞レポート」の作成の参考としてください。
(課題 毎週60分間)授業内容を復習し、応用するための課題を提示します。オンライン学習ツール「GoogleClassroom」で作成し、提出してください。 - 成績評価の方法・基準
- 課題の内容(約30%)、新聞レポートのプレゼンテーションまたはレポートの内容(約30%)、および調査学習の内容(約40%)を総合して評価します。
- 履修上の留意点
- 課題の提出を以て出席とします。課題が再提出となった場合は、再提出の課題を期限内に提出した場合に出席とします。
課題の提出・返却はオンライン授業ツール「GoogleClassroom」を用いて行います。コースパワーとGoogleClassroomを毎回の授業の前後に確認してください。
- 課題に対するフィードバックの方法
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プレゼンテーションやレポートは履修者間のピアレビューと教員による個別の改善指導を返却時に行います。
課題は、教員による個別の改善指導を返却時に行います。 - テキスト
- 上野千鶴子『情報生産者になる』筑摩書房(1012円)
本テキストはIT&メディアBと同じテキストを使用します。 - 参考書
- 沢木耕太郎『敗れざる者たち』文芸春秋社(660円)