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2022年度

科目名	観光研究ゼミナールⅡ	科目コード	1234	単位数	2
担当者名	島津　望	開講セメスター	第5セメスター	開講年次	3年次
授業の方法	演習	到達目標		実務経験	無
ナンバリング		※DP（ディプロマポリシー）と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ（商学科・観光産業学科）参照

授業のねらい: 地域再生の産業構築について学び、インバウンド観光等の特需に頼らない、自立した地域産業（観光産業を含む）の作り方について考える。
ゼミナールⅢでは、ゼミナールⅡで得た知識をさらに深堀りして学ぶ。これを通して、本学のカリキュラム・ポリシーである「自ら課題を発見し解決する能力が身に付く。の作り方について考える。ゼミナールⅡでは、ゼミナールⅠで得た知識をさらに深堀りして学ぶ。これを通して、本学のカリキュラム・ポリシーである「自ら課題を発見し解決する能力を身につけること」を目指す。
到達目標: 地域再生の産業構築事例を通して、地域固有の課題の背景、原因、解決策を総合的に理解する能力が身につくようにする。
その結果として、様々な現象について、その因果関係を推論する能力を養うことができるようになる。
授業内容: 1週目テキスト「里山資本主義」を理解する１「資本主義と商品」（レクチャーとディスカッション）
2週目テキスト「里山資本主義」を理解する２「富と豊かさ」（レクチャーとディスカッション）
3週目学生による発表（発表者１）
4週目学生による発表（発表者２）
5週目テキスト「里山資本主義」を理解する３「戦後の産業政策と過疎、および工業社会とはどのようなものか」（レクチャーとディスカッション）
6週目テキスト「里山資本主義」を理解する４「開かれた地域主義と社会的ネットワーク」（レクチャーとディスカッション）
7週目学生による発表（発表者３）
8週目学生による発表（発表者４）
9週目テキスト「里山資本主義」を理解する５「グローバル経済とローカル経済」（レクチャーとディスカッション）
10週目テキスト「里山資本主義」を理解する６「農業基本法がもたらしたもの」（レクチャーとディスカッション）
11週目学生による発表（発表者５）
12週目学生による発表（発表者６）
13週目テキスト「里山資本主義」を理解する７「無縁社会とその克服」（レクチャーとディスカッション
14週目学生による総合プレゼンテーション（発表者１～３）とディスカッション
15週目学生による総合プレゼンテーション（発表者４～６）とディスカッション
16週目全体を通しての総括と講評。ただし、やむを得ず15週までの授業内容を実施できなかった場合は補講授業をおこなう。
準備学修（予習・復習）の具体的な内容及びそれに必要な時間: ゼミでの報告資料作成やレポートを書くために、週２時間の予習・復習が必要である。
成績評価の方法・基準: 授業参画、プレゼンテーション、ゼミ論文などによる総合評価。
履修上の留意点: 予習は予め提示したテキストの箇所を読み込むことや、発表のための資料作成に２時間を要する。
復習はその週に学習した内容をノートにまとめることに1時間を要する。

学期の最後にはゼミ論文提出を義務とするので、心得て履修すること。
課題に対するフィードバックの方法: 課題(プレゼンテーション、ゼミ論文）に対するフィードバックは当日あるいは翌週に、課題のポイントを解説しながら、発表者や他の学生とディスカッションするなどしておこなう。
テキスト: 藻谷浩介『里山資本主義』（角川書店）859円
このテキストは、特殊講義Ⅲ（農山村再生論A）、特殊講義Ⅳ（農山村再生論B)、観光研究ゼミナールⅠ、Ⅲ、Ⅳと同じものである。
参考書: 藻谷浩介『進化する里山資本主義』（the japan times 出版）1800円
内山節『共同体の基礎理論』(農文協)2860円