シラバス（詳細）
| 2022年度 |
| 科目名 | コマース研究ゼミナール�� | 科目コード | 1210 | 単位数 | 2 |
|---|---|---|---|---|---|
| 担当者名 | 村松 祐二 | 開講セメスター | 第5セメスター | 開講年次 | 3年次 |
| 授業の方法 | 演習 | 到達目標 | 実務経験 | 無 | |
| ナンバリング | ※DP（ディプロマポリシー）と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ（商学科・観光産業学科）参照 | ||||
- 授業のねらい
- 日頃よく目にする企業でも、改めてその事業内容や特徴を尋ねられると、途端にわからなくなるものです。ゼミナールでは、こうした私たちの日常生活に不可欠な諸企業の構造やビジネスモデル、その企業が市場でどのように環境適応しているのかを競争戦略という視点から学びます。
- 到達目標
- ビジネスを経営戦略の視点から考える訓練をとおして、経営学的な知識の習得と応用、課題の発見・解決能力を身につけます。
- 授業内容
- 1週目 経営戦略論を学ぶためのガイダンス。
2週目 変化対応力を高める「分権化」と「自己組織化」。
3週目 イノベーションのジレンマを乗り越える組織行動論。
4週目 実例から読み解くオープンイノベーションの課題と解決策。
5週目 寄附も植林もESGではない。
6週目 米国企業は株主第一主義を捨てるのか。
7週目 企業の目的とは、社会的課題を解決しながら稼ぐこと。
8週目 リーダーシップは自己管理、「顔に出さない怒り」も失格。
9週目 「市場の失敗」がお金を生む。
10週目 GAFAの「勝者総取り」は真実か？
11週目 日本式マーケティングが稼げない理由。
12週目 AIは人間から仕事を奪うのか？
13週目 情報格差をAIが解消、明るい未来は描ける。
14週目 アジアに広がるMITモデル
15週目 アジャイルな経営は「謙虚なリーダー」を求める。
16週目 15週目までの授業内容を実施出来なかった場合は、補講授業を行います。 - 準備学修（予習・復習）の具体的な内容及びそれに必要な時間
- テキストの内容を全員で丁寧に読み解いてゆく方式でゼミを進めるので、テキストにあげられている文献が、基本的な参考文献となります。また『週刊ダイヤモンド』『週刊東洋経済』等ビジネス誌の特集記事も参考になります。こうした文献・資料には図書館等で可能な限り目をとおしてください。
（予習）毎週、新聞１週間分の経済記事を読みましょう。（60分程度）
（復習）毎週、上記ビジネス4誌の中から、目に留まった記事を読みましょう。（60分程度） - 成績評価の方法・基準
- 各自の取り組みから評価します。
- 履修上の留意点
- 経済ニュース、特に新聞の経済欄は必読です。
- 課題に対するフィードバックの方法
- 課題に対しては事実や論理に基づく論述式表現による応え方が求められます。その都度、考え方や具体的表現方法について解説をおこないます。
- テキスト
- 広野彩子『世界最高峰の経営教室』（日経BP）2,400円+税
- 参考書
- 入山章栄『世界標準の経営理論』（ダイヤモンド社）2,900円+税