シラバス（詳細）
| 2022年度 |
| 科目名 | 特殊講義�機�SDGs論） | 科目コード | 1533 | 単位数 | 2 |
|---|---|---|---|---|---|
| 担当者名 | 島津 望 | 開講セメスター | 第4セメスター | 開講年次 | 2年次 |
| 授業の方法 | 講義 | 到達目標 | 実務経験 | 無 | |
| ナンバリング | ※DP（ディプロマポリシー）と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ（商学科・観光産業学科）参照 | ||||
- 授業のねらい
- SDGｓとは、国連が2030年までに全世界的に向けて達成を求めた、危機の時代を乗り越えるための「持続可能な開発目標」である。このSDGの目標１〜目標17について、各目標の内容と相互の関係について理解し、それらの問題を自らの問題として捉え、社会の動きや自身の日常行動を省みる意識を持つことを授業の狙いとする。
- 到達目標
- SDGｓの各目標の内容はもちろんのこと、これが決議された経緯や背景について学び、この17の目標が相互にどのような関係にあるのかが理解できるようにする。特にグローバル化の観点から、経済、社会、環境問題を総合的に理解する能力を身に付けることが到達点である。
本学のカリキュラム・ポリシーである「国際社会における生活慣習や環境の相違に基づく多様な価値観や世界観の存在を理解」することを目指す。 - 授業内容
- 1週目 イントロダクション：授業の概要、授業の進め方など、とSDGｓとは何かについて
2週目 ADGｓ決議の経緯、ならびに2030年までに何をしなければならないのか
3週目 「人間のゴール」1：「貧困」「飢餓」「健康と福祉」
4週目 「人間のゴール」2：「教育」「ジェンダー平等」「安全な水とトイレ」
5週目 これまでのまとめと、これまでの課題の解説、質疑応答、ならびに単元テスト
6週目 「繁栄のゴール」1：「クリーンなエネルギー」「働きがいと経済成長」
7週目 「繁栄のゴール」2：「産業と技術革新の基盤」「人や国の不平等」「住み続けられるまち」
8週目 これまでのまとめと、これまでの課題の解説、質疑応答、ならびに単元テスト
9週目 「地球のゴール」1：「気候変動」
10週目 「地球のゴール」2：「海の豊かさ」「陸の豊かさ」
11週目 これまでのまとめと、これまでの課題の解説、質疑応答、ならびに単元テスト
12週目 「平和のゴール」および「パートナーシップのゴール」
13週目 SDGsの全17のゴールの相互関係
14週目 これまでのまとめと、これまでの課題の解説、質疑応答、ならびに総合テスト
15週目 総括と個別指導
16週目 やむを得ず15週までの授業内容を実施できなかった場合は補講授業などをおこなう - 準備学修（予習・復習）の具体的な内容及びそれに必要な時間
- 予習は予めCoursePowerで指定する事項について、テキストや資料、動画を読み込むことに1時間を要する。
復習はその週の授業で学んだことをノートに整理することに1時間を要する。
ディスカッションなどを行なうアクティブラーニングを実施する予定である。したがって、事前に指定した予習（資料や動画の視聴）をしておき、意見を表明できる準備をしてくること。 - 成績評価の方法・基準
- 課題提出状況、単元テスト、総合テストによって総合的に評価する。
授業に出席することは当然のことなので、出席率が高いことを以て成績のプラス評価には反映させない。 - 履修上の留意点
- 課題への回答提出を以て出席とする（課題への回答を提出しなければ欠席とする）。
出席率70％未満の者は単位を認定しない。
授業中の私語、勝手なスマホ操作、その他注意事項を守らない場合は欠席扱いとする。
本科目は2020年度まで「ビジネス・マネジメント」として開講してきた科目である。「ビジネス・マネジメント」の単位をすでに取得した者は、本科目は履修できない。 - 課題に対するフィードバックの方法
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全体としてのフィードバックは、授業で行うディスカッションなどを通して行う。
また、個別の受講者へのフィードバックはCoursePower上で行う。
評価結果に対する異議申し立てに対しては、適宜、適切に対応する。 - テキスト
- 1．蟹江憲史『SDGs（持続可能な開発目標）』（中央公論社）920円
2．ユニセフ編集資料（CoursePower上で配布する）
この1と2をテキストとして使用する。
テキスト1は必ず購入すること。 - 参考書
- 南博『SDGｓ 危機の時代の羅針盤』（岩波書店）902円