シラバス（詳細）

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2022年度
科目名 特殊講義�機雰弍蝶悗隆霑叩� 科目コード 1435 単位数 2
担当者名 堤　悦子 開講セメスター 第3セメスター 開講年次 2年次
授業の方法 講義 到達目標 実務経験 無　
ナンバリング ※DP（ディプロマポリシー）と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ（商学科・観光産業学科）参照
授業のねらい
北海道の開拓から200年も満たない北海道を牽引する産業遺産を回る旅を映像で日本と世界に発信します。北海道という地域がどのようにして発展していったのかという視点で講義し、コロナウィルスが沈静化すればその遺産を実感するために訪ねます。しかし初回は対面で講義を行いますが、状況に委ねます。各自が現地を訪ねるか課題をリサーチして発表してもらいます。
到達目標
北海道のリーディング産業で今もそのDNAが引き継がれている企業を理解していきましょう。最初は開拓の施策として始まったこの事業が，やがて民間活力によって、変遷した地元の企業の歴史を理解することを目的に、自主的な研究姿勢が構築されることを目標にします。
授業内容
1週目 この講義の概要の説明
資料配布
2週目 開国以降の日本の歴史
北海道はどのような地域だったか
3週目 明治維新後の北海道
ホーレス・ケプロンと開拓使
4週目 札幌農学校/真駒内の国営農場
エドウィン・ダン
5週目 町村金弥
お雇い外国人政策終了後の北海道の農業経営
6週目 宇都宮仙太郎
その勤勉と留学で学んだ酪農事業
7週目 町村敬貴
仙太郎に学びアメリカで修業する
8週目 町村農場の創設
土づくり・草づくり・牛づくり
9週目 北海道の畜産/酪農の歴史
（映像で見る/北海道遺産訪問）
10週目 各自のレポート発表
討論会
11週目 世界の畜産・製酪ビジネス
北海道企業の潜在能力・特徴
12週目 個人経営としての農場経営

13週目 老舗としての町村農場
多様な事業展開と製品政策
14週目 老舗企業としての町村農場
マーケティング戦略
15週目 都市化と酪農経営
先行するアメリカの現状
16週目 経営学の全般に関する総括
準備学修（予習・復習）の具体的な内容及びそれに必要な時間
講義のリズムに乗ると自身で関心のあることをふりかえるでしょう。それが復習ということにもなります(30分〜３時間）それが予習になっていきます。さらに宿題を課します。テストやディスカッションを通して、講義時に自身の理解度をチェックしましょう。（30分〜３時間必要）
成績評価の方法・基準
全回出席（ズームでもリアルタイム）することは、成績評価における当然の前提です。５回以上無届の欠席があれば、すでに合格点を得る基礎がなくなります。地道に努力できるように、教師側が随所で発問を促し、加点または減点していきます。基本的に理解度チェックを毎回行います。各自の研究発表と小テストまたは受け答えで加点をしていきます。一発勝負の中間試験・期末試験は行いません。
履修上の留意点
オミクロン株も収束していれば、当初は対面講義です。しかしズーム講義に対応できるウェブ環境を準備して下さい。初回に指導や説明をします。
受講者の積極的な参加（発言等）が成績評価の重要な対象になります。やむをえない事情の場合，先にわかっていれば欠席届を提出し、欠席の翌週に証拠となるような文書や葉書・薬袋や領収書などを提出してください。
課題に対するフィードバックの方法
状況に応じて、遠隔講義になった場合も、オンデマンドではなく、リアルタイムで講義します。わからないことがあれば，講義の中で、質問をしてください。メールではなくまずは講義に出て、ミュートを外して問いかけてください。顔出しの代わりに、アバターをつくってもらい、課題はズームで行います。
テキスト
初回に説明し、指定し、配布配信します。
参考書
佐藤郁夫・森永文彦編『北海道の企業３』