シラバス(詳細)

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2022年度
科目名 比較経済論B 科目コード 1172 単位数 2
担当者名 澤内 大輔 開講セメスター 第6セメスター 開講年次 3年次
授業の方法 講義 到達目標 実務経験 無 
ナンバリング ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
本講義では、1950年代から現在までのアジア諸国の経済状況の比較を通じ、アジア経済の新展開を考えるうえで必要となる、アジア経済の特徴を理解することを目的としています。様々な国の経済状況や生活様式の違いを比較分析することで、国際社会における生活習慣や環境の相違に基づく多様な価値観や世界観の存在を理解し、国際的視野に立つ異文化コミュニケーション能力を育成することを目的とします。
到達目標
・学生が、アジア諸国の経済統計資料をもとに、各国の経済状況を簡潔に論述することができる。
・学生が、アジア経済の状況を変化させてきた要因を簡潔に論述することができる。
・学生が、21世紀のアジア経済の特徴や課題を簡潔に論述することができる。
授業内容
1週目 ガイダンス、アジア経済比較の意義
2週目 変貌するアジア
3週目 アジア化するアジア
4週目 中国が変えるアジア
5週目 生産するアジア
6週目 資本がめぐるアジア
7週目 移動するアジア
8週目 革新するアジア
9週目 都市化するアジア
10週目 インフォーマル化するアジア
11週目 老いていくアジア
12週目 不平等化するアジア
13週目 環境問題に向き合うアジア
14週目 分かち合うアジア
15週目 共生するアジア
16週目 試験の講評。
但し、やむを得ず、15週目までに授業内容を実施できなかった場合は、補講を行う。
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
予習:事前にテキストの該当箇所を読み、理解できない点を明確にしてください(所要時間1時間前後)。
復習:各週の講義内容を確認するための小テストを課しますので、講義内容を振り返りながら、毎回受験してください。また、講義前に理解できなかった点が、引き続き不明であればオフィスアワーなどを利用して講師に確認してください(所要時間1.5時間前後)。
成績評価の方法・基準
毎回実施する小テスト(40%)、中間レポート(30%)、期末試験またはレポート(30%)に基づいて総合評価します。なお、全15週のうち、11週以上授業に出席した学生を成績評価の対象とします。
履修上の留意点
講義に関する連絡事項はCoursePower上で行うのでその都度確認してください。なお、講義中の私語は認めません。
課題に対するフィードバックの方法
試験結果については個別にフィードバックします。あわせて全体の講評も行います。
テキスト
遠藤環・伊藤亜聖・大泉啓一郎・後藤健太(2018)『現代アジア経済論:「アジアの世紀」を学ぶ』(有斐閣ブックス)2,970円
参考書
必要に応じてCoursePowerや講義内にて紹介します。