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2022年度
科目名 異文化ゼミナール 科目コード 1152 単位数 2
担当者名 原子 智樹 開講セメスター 第2セメスター 開講年次 1年次
授業の方法 講義 到達目標 実務経験 無 
ナンバリング ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
 本ゼミナールでは,テキストとする新書とR1からR8とを随所でからめ,言語・民族に関わる内容に取っかかりを見出し,世界の言語分布が地球上の国境線といかに重なりあるいは「ずれ」があるのかをみていくことは前提となりますが,そこまでにとどまらず,われわれの社会全体が動いている仕組みまで考えていきたいと思います.例えば,我々の周りの隅々にまで行きわたるコンピュータ・システム.このコンピュータ社会・現代社会でいかに生きていくことになるのでしょうか.その根本にあるのは果たして何なのでしょうか.これも当ゼミナールの重要なテーマです.可能であれば,様々な情報素材により,人類社会がどのようなつながりで全体を成しているのかまでも議論し,その過程で自らの未来の課題を発見する想像力を培うことを目指したいと思います.
到達目標
 「演習」の形態に慣れる準備とします.さらに,言葉をテーマにするゼミナールですが,そこから世界・社会・経済やお金の今の姿,そして我々のまわりで起こる様々な出来事までを考え,その過程を通して,各受講者が卒業後の自らの姿を想定した考え方を固めていく素地としてください.1年次の間に,自分の考えやこころをとらえ直し,また社会で実際に役立ち各自に向いた技能への目標を見つけ出し,2年・3年次への目的を持つことができます.
授業内容
1週目 全般解説a (辞典類について/図書館の利用および開架図書について)
2週目 全般解説b (学内インターネット接続パソコン/英語の復習と今後の学習方法について/英語という言語について)
3週目 世界のしくみを考えてみる      / 以後,書籍コメント執筆・作成を随時開始準備の予定
4週目 世界のしくみの中での新聞などマス・メディア
5週目 言語・民族の分布と国境線との重なり,あるいはずれ
6週目 世界のしくみの中での言語・民族の分布と国境線との関係
7週目 世界のしくみの中での言語・民族の分布と国境線との重なり,あるいはずれの理由を考える
8週目 身のまわりのコンピュータ・システム(インターネットなど)
9週目 コンピュータ・システム社会
10週目 世界のしくみの中でのコンピュータ・システム社会
11週目 世界・社会・お金そして我々を取り巻く様々な出来事
12週目 世界・社会・お金そして我々を取り巻く様々な動き
13週目 世界・社会・お金そして地球について
14週目 世界のしくみと,地球のしくみ
15週目 ここまでの,自分の未来図を完成させる
16週目 前回までの主な内容のまとめ
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
 ゼミナール内容の要点把握および疑問点の列挙や,各自が選び読み切る書籍の咀嚼に、週により違うでしょうが、授業時間数(30分〜100分)相当を要するでしょう.これを適宜に整理し次週に反映させるようにしましょう.
成績評価の方法・基準
 各週の諸々の課題,書籍コメントなどの執筆・作成,また可能な場合は口頭発表および意見交換など 100%
 (ゼミ開始後指定して,各自で一冊読み切る新書版書籍を選び,読んだ内容に対して「書籍コメント」などをまとめ、CoursePower上でレポートに仕上げてもらう予定です.)
履修上の留意点
 新書版 1冊 \900程度 を購入ししてもらうことになります.(ゼミナール開始後指示します)
 講義担当者の判断により,内容・予定を微調整することがあります.全回出席参加が望ましいです.
 主に使用する予定のLMSは,CoursePowerと大学アカウントGmailとです.連絡事項は研究室扉横に都度通知します.オンラインでの連絡はCoursePowerの〈掲示板〉機能を多用します. 
 諸課題の途中経過や結果は必要に応じ教務システムやCoursePower上で反映します。
課題に対するフィードバックの方法
 諸々の課題とその進捗状況について、CoursePowerも通じて、必要に応じたコメントを伝えフィードバックする予定です.
テキスト
特になし
但し 新書版 1冊 \1,000程度 を購入ししてもらうことになりますが,数種類の中から選びたいと思いますので,ゼミナール開始後に指示します.
参考書
R1 『10代後半の英語復習サブ・テキスト』 共同文化社 (「異文化と言語B」と同じ)(R1は図書館の教員図書コーナー所蔵.)
R2 『世界言語百科』 R3 『言語世界地図』 R4 『世界紛争地図』
R5 『英語の歴史』 R6 『新版 大学生のためのレポート・論文術』
R7 英語辞典(電子辞書も推奨)
R8 [配布・提示資料・ウェブ上の資料]
R2からR6は本学図書館開架所蔵,他にも適宜紹介.