シラバス(詳細)
2022年度 |
科目名 | IT&メディアB | 科目コード | 1546 | 単位数 | 2 |
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担当者名 | 佐藤 千歳 | 開講セメスター | 第2セメスター | 開講年次 | 1年次 |
授業の方法 | 講義 | 到達目標 | 実務経験 | 無 | |
ナンバリング | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- 現代社会におけるメディアの役割を理解します。
新聞やインターネットの記事を用いて、日本はじめ世界のメディアがとりあげる社会や政治の問題を理解します。同時に、履修者自らが取材(調査)を実践し、発信者の立場からメディア分析を行います。 - 到達目標
- インターネットを活用して、メディアのとりあげるグローバルな課題を、自分にひきつけて理解できるようになります。
新旧のメディアの特性や、現代社会の抱える問題を理解したうえで、第三者と公共的な課題を共有するコミュニケーション能力を身につけます。 - 授業内容
- 1週目 新旧メディアの特性
2週目 メディアにおける「客観性」とは何か?;さまざまなバイアスについて
3週目 メディアの取材と社会調査の比較
4週目 フィールドワークの目的、基本的な方法
5週目 フィールドワークの作業手順
6週目 フィールドワークの実践(1)※新型コロナウイルスの流行状況によってオンラインで実施します。
7週目 フィールドワークの記録「フィールドノーツ」の手法
8週目 フィールドワークの調査計画
9週目 フィールドワークの実践(2)各自の調査計画に基づいて実施する
10週目 「新聞レポート」の作成とメディア分析: 複数のメディアの比較による分析。
11週目 フィールドワークの調査結果の検証:評価基準の作成と自己評価
12週目 フィールドワークの調査結果のピアレビュー:履修者相互による評価
13週目 フィールドワークの調査結果のピアレビュー:履修者相互による分析から各自調査の振り返り
14週目 フィールドワークの応用範囲: 特に商学、経営学、観光産業学への応用事例
15週目 発信者の視点から見直すマスメディア; 報道の事例をとりあげ、調査手法を分析し、妥当性を検討するディスカッションを実施する
16週目 プレゼンテーションと調査学習の講評。やむを得ず16週までの内容を実施できな かった場合は補講授業 - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- (毎日15分間×週5日=毎週75分間)新聞1種類とインターネットのニュースサイト1種類をそれぞれ選び、毎日のニュースに目を通してください。そのうえで、あなたが最も関心を持った記事をクリッピングまたは切り抜いて保存し、「新聞レポート」の作成の参考としてください。
(課題 毎週60分間)授業内容を復習し、応用するための課題を提示します。オンライン学習ツール「GoogleClassroom」で作成し、提出してください。 - 成績評価の方法・基準
- 課題の内容(約30%)、新聞レポートのプレゼンテーションまたはレポートの内容(約30%)、および調査学習の内容(約40%)を総合して評価します。
- 履修上の留意点
- 課題の提出を以て出席とします。課題が再提出となった場合は、再提出の課題を期限内に提出した場合に出席とします。
課題の提出・返却はオンライン授業ツール「GoogleClassroom」を用いて行います。コースパワーとGoogleClassroomを毎回の授業の前後に確認してください。 - 課題に対するフィードバックの方法
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プレゼンテーションやレポートは履修者間のピアレビューと教員による個別の改善指導を返却時に行います。
課題は、教員による個別の改善指導を返却時に行います。
- テキスト
- 上野千鶴子『情報生産者になる』筑摩書房(1012円)
本テキストはIT&メディアAと同じテキストを使用します。 - 参考書
- 阪井宏著『報道の正義 社会の正義』(花伝社) 1836円