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2020年度
科目名 税務会計論 科目コード 1252 単位数 2
担当者名 中西 良之 開講セメスター 第6セメスター 開講年次 3年次
授業の方法 講義 実務経験
授業のねらい
講義では、法人税を取り上げ、法人所得課税の全体を概観し、その上で法人所得とは何か、益金の額、損金の額とは何か、会計の知識を活用し、会計と税務の相違点を明らかにします。法人課税ではどのようなことが問題になっているのか考えてみましょう。法人税を学習することによって、企業会計と法人税法との関連、企業の収益力を分析する能力が身に付きます。本講義により、自ら課題を発見し解決する能力を身に付けることをねらいとします。
到達目標
法人税の重要な用語と課税体系の基礎的な理解をするとともに、法人所得課税の基本計算を行うことができる能力を養成します。税務会計能力検定試験(法人税法)2級程度を目標とします。
授業内容
1週目 ガイダンス。法人税とは何か。法人の種類、法人数、法人納税義務の概要について。日本に法人の種類や社数はどのくらいあるのか。
2週目 法人税の概要と所得分類。法人の種類もいろいろ、所得もいろいろ。所得税との違いは何か。
3週目 法人税法の基本構造。基本構造は「所得金額=益金の額−損金の額」で、きわめて簡単です。
4週目 所得計算の概要。益金とはなにか、会計上の収益との相違な何か。
5週目 益金の額:収益計上時期と益金の額。収益が益金に算入されないのはなぜか。評価益や受取配当金の益金不算入などについて。
6週目 損金の額:費用計上時期と損金の額。費用が損金に算入されないのはなぜか。評価損、減価償却費、寄付金、交際費などについて。
7週目 簡単な総合問題による所得金額の計算(+中間試験)
8週目 損金の額:減価償却超過額と認容の意味と計算について。
9週目 損金の額:役員給与や使用人給与の損金不算入の意味と計算について。
10週目 損金の額:寄附金や交際費等の損金不算入の意味と計算について。
11週目 損金の額:貸倒損失と貸倒引当金の損金不算入の意味と計算について。
12週目 損金の額:税法固有の制度である圧縮記帳の意味と計算について。
13週目 税額の計算:法人税額の計算、中小企業と大企業との税率について。
14週目 総合演習問題1(検定試験対策)
15週目 総合演習問題2(+期末試験)但し、やむを得ず、15週目までの授業内容を実施出来なかった場合は、補講授業を行います。
16週目 総合演習問題3(検定試験対策)
準備学習(予習・復習)等の内容
毎回、テキスト内の設例の予習・復習をして授業で積極的に質問してください。設例・演習問題は繰り返し解答を行い、演習を通してテキストの内容の理解に努めてください。
成績評価の方法・基準
中間試験50点、期末試験50点によって評定します。なお、授業中の積極的な質問や発表は評定において考慮します。
履修上の留意点/課題に対するフィードバックの方法
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テキスト
濱沖典之編著『税法・税務会計論の要点』(五絃社)1,500円+税
参考書
岩崎功著 『法人税法テキスト』2020年度版 英光社