シラバス(詳細)

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2020年度
科目名 観光学 科目コード 1215 単位数 3
担当者名 細野 昌和 開講セメスター 第4セメスター 開講年次 2年次
授業の方法 講義 実務経験
授業のねらい
観光は多くの分野に関連する広い裾野を持ち、さまざまなアプローチをされる一方で客観的にとらえにくい現象です。本講では、そうした観光を学問する考え方と、現代の観光を形成するにいたった東アジアを含む国際的な歴史の流れと現在の課題を、新たな観光への展望をふまえながら学びます。
到達目標
一般の人々が考える観光の姿には、多くの誤った先入観や事実と大きく異なる認識があります。観光産業学科においてさまざまな観光関連専門科目を学ぶにあたり、基礎となる観光の概念や観光の定義を整理し、そして歴史的な変遷と意義の理解を目指します。また、観光は多くの国にまたがる国際的な社会現象です。国際社会との関連も視座に入れて学びます。
授業内容
1週目 講義の進め方と方針に関するガイダンス
2週目 観光の概念とさまざまな定義
3週目 観光の意義と構造
4週目 観光学の対象と方法
5週目 観光の概念から観光学までの概要、小テスト
6週目 観光史の見方と観光前史
7週目 海外の観光の歴史 (1)「ホスピタリティも居酒屋も古代から」
8週目 海外の観光の歴史 (2)「東アジアが観光目的地から送り出し国へ」
9週目 日本の観光の歴史 (1)「講〜村を代表しての団体旅行」
10週目 日本の観光の歴史 (2)「江戸時代の日本は世界一の観光大国」
11週目 日本の観光の歴史 (3)「庶民の観光が廃れた時代」
12週目 日本の観光の歴史 (4)「再び観光が庶民のものになるのはいつか?」
13週目 近代までの観光史の概要、小テスト
14週目 マスツーリズムの出現と展開
15週目 マスツーリズムから”もう一つ別のツーリズム「新たな観光」”へ、期末試験
16週目 人はなぜ観光行動をとるのか(ただし、止むを得ず15週までの授業内容を実施できなかった場合は補講授業を行います)
準備学習(予習・復習)等の内容
あらかじめ予習でテキストに目を通し、授業内容の流れを把握しておくことが理解を深めます。なお、授業終了後にCoursePower等学内LANを活用し、授業の該当箇所の要点を改めて公開するので、それを教材に復習し、各自作成したノートに不足している内容を補完することが必要です。
成績評価の方法・基準
毎時間の提出ノート、小テスト、期末試験またはレポートを得点化し、総合的に評価します。なお、小テストの時期、回数は授業の進捗状況によって変わることがあります。
履修上の留意点/課題に対するフィードバックの方法
授業内容を各自が整理し、記述記録することで理解を深めることを重視します。また、後半の観光の歴史では、ビデオを用いてその時代の社会的背景や観光現象を具体的に紹介します。その内容も小テストや期末試験で扱う範囲とします。なお、遅刻は欠席の1/2として扱います。
テキスト
岡本伸之編『観光学入門 ポスト・マスツーリズムの観光学』有斐閣 2,300円+税
参考書
日本観光振興協会『観光の実態と志向〈平成29年度版〉第36回国民の観光に関する動向調査』 日本観光振興協会 6,264円+税