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2019年度

科目名	観光研究ゼミナールⅢ	科目コード	1235	単位数	2
担当者名	伊藤　寛幸	開講セメスター	第6セメスター	開講年次	3年次
授業の方法		到達目標		実務経験
ナンバリング		※DP（ディプロマポリシー）と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ（商学科・観光産業学科）参照

授業のねらい: 当ゼミでは、「田園都市」を探究の客体としてとらえ、学際的アプローチによって「地域計画」の科学としての立場を学ぶ。加えて、農業農村を中心とする“地域”が観光の対象として注目されている今日、「田園都市」「地域計画」を通じて「観光」に関する総合的思考力を錬成する。具体的には、専門書を輪読する。さらに、修得した知識および技能によって、自ら課題を発見し解決する能力を身につけることをねらいとする。
到達目標: 輪読によって以下の点を目標とする。
1.「読む」を習慣化する。
2.理論的思考を磨く。
3.他者への伝達能力を磨く。
4.クリティカルリーディング力を磨く。
5コミュニケーション力を磨く。
授業内容: 1週目ゼミの進め方の説明、報告順の決定。
2週目『新訳明日の田園都市』序文（現代都市計画との関連）に関する討議
3週目『新訳明日の田園都市』第1章（タウンとカントリー）に関する討議
4週目『新訳明日の田園都市』第2章（歳入：農用地）に関する討議
5週目『新訳明日の田園都市』第3章（歳入：市街地）に関する討議
6週目『新訳明日の田園都市』第4章（歳入歳出の概観）に関する討議
7週目『新訳明日の田園都市』第5章（歳出詳細）に関する討議
8週目『新訳明日の田園都市』第6章（行政管理）に関する討議
9週目『新訳明日の田園都市』第7章（準公共組織）に関する討議
10週目『新訳明日の田園都市』第8章（自治体支援作業）に関する討議
11週目『新訳明日の田園都市』第9章（課題検討）に関する討議
12週目『新訳明日の田園都市』第10章（各種提案）に関する討議
13週目『新訳明日の田園都市』第11章（改革への真の道）に関する討議
14週目『新訳明日の田園都市』第12章（社会都市）に関する討議
15週目『新訳明日の田園都市』第13章（ロンドンの将来）に関する討議
16週目ゼミ全般に対する講評。ただし、やむを得ず15週目までの講義が実行できなかった場合に補講授業を実施。
準備学修（予習・復習）の具体的な内容及びそれに必要な時間: ・日常において観光に関連する情報に関心をよせ、社会動向を常時チェックすること。
・週3時間の予習復習を行うこと。予習復習については、講義中に指示する。
成績評価の方法・基準: 輪読内容のプレゼンテーション40％、期末試験60％
履修上の留意点: ・報告者以外のゼミ生についても資料を精読のうえで、論点を整理し討議に積極的に参加すること。
・成績評価は、全講義の2/3以上出席した学生を対象とする。
・提出されたレポート等に対しては、採点したうえでコメントを加えて返却（フィードバック）する。
課題に対するフィードバックの方法
テキスト: 特に定めない。
参考書: 授業で随時紹介する。