シラバス（詳細）
| 2019年度 |
| 科目名 | 観光研究ゼミナール�� | 科目コード | 1233 | 単位数 | 2 |
|---|---|---|---|---|---|
| 担当者名 | 伊藤 昭男 | 開講セメスター | 第4セメスター | 開講年次 | 2年次 |
| 授業の方法 | 到達目標 | 実務経験 | |||
| ナンバリング | ※DP（ディプロマポリシー）と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ（商学科・観光産業学科）参照 | ||||
- 授業のねらい
- 主体的自立的な地域観光振興と「新しい公共」とは密接に関係している。本講義では魅力的で豊かな地域を形成する基盤である「新しい公共」のあり方と観光振興との関係性についての理解を深める。それによって自ら課題を発見し、解決していくことのできる能力を身につけることがねらいである。
- 到達目標
- 魅力的で豊かな地域を形成するために必要な、「新しい公共」と観光振興との結びつきに関する基礎理解力をつけることが目標である。
- 授業内容
- 1週目 講義の基本方針、新しい公共の役割は何か
2週目 行政機能を代替する人びとの取り組み、観光振興のトピックス（重点：地方観光推進組織と住民連携）
3週目 公共領域を補完する住民運動、観光振興のトピックス（重点：地方観光推進組織と住民連携）
4週目 ビジネスが担う新しい公共、観光振興のトピックス（重点：地方観光推進組織と住民連携）
5週目 新しい公共を支える中間支援組織、観光振興のトピックス（重点：地方観光推進組織と住民連携）
6週目 担い手をどう育成するか、観光振興のトピックス（重点：地方観光推進組織と住民連携）
7週目 新しい公共を支える小さな資金循環、観光振興のトピックス（重点：地方観光推進組織と住民連携）
8週目 グループディスカッション：「新しい公共」と地域観光の観点から、”北海道の市町村における地域観光推進のあり方”を考える（第1回）と、その考察リポート（その1）
9週目 国土計画が目指した地域の自立（１）、観光振興のトピックス（重点：地方観光推進組織と住民連携）
10週目 国土計画が目指した地域の自立（２）、観光振興のトピックス（重点：地方観光推進組織と住民連携）
11週目 街づくりにおける新しい公共（１）、観光振興のトピックス（重点：地方観光推進組織と住民連携）
12週目 街づくりにおける新しい公共（２）観光振興のトピックス（重点：地方観光推進組織と住民連携）
13週目 新しい公共としてのPFI、観光振興のトピックス（重点：地方観光推進組織と住民連携）
14週目 これから重要性を増す新しい公共、観光振興のトピックス（重点：地方観光推進組織と住民連携）
15週目 グループディスカッション：「新しい公共」と地域観光の観点から、”北海道の市町村における地域観光推進のあり方”を考える（第2回）と、その考察リポート（その2）
16週目 考察リポートに対するフィードバック（講評等）を実施する。但し、やむを得ず、15週目までの授業内容を実施できなかった場合は、補講を行う。 - 準備学修（予習・復習）の具体的な内容及びそれに必要な時間
- 週3時間の予習・復習を行うこと。特にテキストは講義に対応して事前に読んでおくこと。また、北海道観光のイノベーションとして「市町村の観光振興においてどのうような住民連携が求められるか」について常日頃考えておくこと。また、講義内の重要ポイントの理解不足については復習して補っておくこと。
- 成績評価の方法・基準
- 2つの「考察リポート」を総合的に考察して評価する（100点満点評価）
- 履修上の留意点
- ・成績の評価は11週以上授業に出席した学生を対象とする。
・遅刻は原則として欠席扱いとする。
・考察リポートをフィードバックするとともに、講評を実施する。 - 課題に対するフィードバックの方法
- テキスト
- 奥野信宏・栗田卓也『新しい公共を担う人びと』（岩波書店、2010年）2400円
- 参考書
- 伊藤昭男『観光ビジネス・エコミクス概論』（批評社、2017年）2200円