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2019年度
科目名 生徒・進路指導論 科目コード 1579 単位数 2
担当者名 大友 秀人 開講セメスター 第3セメスター 開講年次 2年次
授業の方法 到達目標 実務経験  
ナンバリング ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
授業では、生徒が自ら、将来の進路を選択・計画し、その後の生活によりよく適応できる能力を身につけることをねらいとする。また、生徒一人一人の個性の伸長を図りながら、同時に社会的な資質や能力・態度を育成し、これからの生徒の生きる力を育む生徒指導について学修する。
到達目標
授業を受ける学生が、今まで自身が経験してきた学校生活を生徒指導論で理解し直し、今後、生きる力を育む生徒指導に関して関心が持てるようになること。
授業内容
1週目 生徒指導の意義と課題
2週目 生徒指導の方法(教師と生徒の人間関係づくり)
3週目 教育相談理論と方法(生徒指導と教育相談、ガイダンス)(調査・発表)
4週目 いじめの理解と対応(ネットいじめを含む)(調査・発表)
5週目 不登校の理解と対応(調査・発表)
6週目 問題行動の理解と対応(調査・発表)
7週目 集団と個別場面での生徒理解と指導(調査・発表)
8週目 教育課程での生徒指導の生かし方(調査・発表)
9週目 生徒指導の組織と計画(組織・指導計画・外部機関との連携)
10週目 生徒指導の法的側面(体罰・懲戒の種類・懲戒の手続き)(調査・発表)
11週目 学級と生徒指導(生徒指導の中心舞台(学級・HR)の在り方
12週目 生徒指導と進路指導
13週目 進路指導の理論(調査・発表)
14週目 進路指導の方法(調査・発表)
15週目 求められる生徒指導(レポート作成)
16週目 課題へのフィードバック(但し、やむを得ず、15週目ま
での授業内容を実施出来なかった場合は、補講授業を行う)
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
予習は、テキストの事前学習を行うとともに、指示による予習課題に取り組むこと。復習は、毎時間行う小テストでできなかったところを調べておくこと。また、日頃から、見聞きする教育問題を生徒指導の知見で判断できるように興味・関心を払うこと。
成績評価の方法・基準
成績評価は、授業態度、毎時間の課題・小テスト、レポート作成や調査・発表などにより、総合的に判断する。
履修上の留意点
授業では、対話のある授業でシェアリング(振り返り)を行い、単に知識の量を増やすことより、思考方法を獲得することを目的とする。それ故、授業中、受け身的にならず、積極的に参加することを望む。
課題に対するフィードバックの方法
テキスト
高橋哲夫編著 「生徒指導の研究 第3版」 教育出版 ¥2,000+税
参考書
佐々木正治編著 「新教育原理・教師像」福村出版¥2,200+税
生徒指導提要(文部科学省)教育図書(株)