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2019年度

科目名	コマース研究ゼミナールⅣ	科目コード	1212	単位数	2
担当者名	柳川　博	開講セメスター	第7セメスター	開講年次	4年次
授業の方法		到達目標		実務経験
ナンバリング		※DP（ディプロマポリシー）と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ（商学科・観光産業学科）参照

授業のねらい: 日本経済・アジア経済と国際経済を主題とした表記のテキストと参考書をベースとして、日本を含むアジア地域と国際経済の発展と破綻の過程を検討し、卒業論文作成に向けたテーマの設定と文献・資料の収集・整理を行う。
到達目標: ①日本経済・アジア経済・国際経済の現状理解から得られた重要な課題を解決するテーマを設定し、複眼的、論理的に分析し、表現する方法を獲得する。
②設定されたテーマに関連する文献・資料を分析・整理し、卒業論文作成のスケジュールとアウトラインを決定する。
授業内容: 1週目ガイダンス：論文作成の方法とスケジュール管理について
2週目戦後国際経済への５つの視点
3週目不足と過剰の６０年：概観
4週目復興と冷戦
5週目ソ連の科学技術
6週目混合経済の成長過程①（日米の経済戦争）
7週目混合経済の成長過程②（雇用法とケインズ政策）
8週目混合経済の成長過程③（欧州経済の多様性）
9週目アジアの経済成長：東アジアの奇跡
10週目国際経済の破綻
11週目卒業論文作成に向けたテーマと論文の概要について①（参考文献の整理）
12週目卒業論文作成に向けたテーマと論文の概要について②（主題の設定とテーマの絞り込み）
13週目卒業論文作成に向けたテーマと論文の概要について③（「課題の提示」の具体化）
14週目卒業論文に向けた中間報告①（論文の構成：第一次案の検討）
15週目卒業論文に向けた中間報告②（論文の構成：第二次案の検討）
16週目総括的検討（研究計画書の作成）
準備学修（予習・復習）の具体的な内容及びそれに必要な時間: ①下記のテキストおよび参考書をベースとして課題を析出する。
②関連する文献・資料の収集と整理を行う。
③討論を通した新たな課題の発見と解決方法の検討を行う。
準備学習には各週4時間以上を必要とする。
成績評価の方法・基準: 卒業論文作成に向けた研究計画書と内容にかかわる概要の提示を求め、それらを考慮して成績評価を行う。
履修上の留意点: 研究計画と論文の構想が決定しない限り成績評価はできないので、スケジュール管理に留意すること。なお、研究計画の進捗状況に合わせ、必要な資料や議論の要点などは適宜CoursePower上でも提示するので、その都度確認すること。「オフィス・アワー」を利用して思考を整理してみよう。
課題に対するフィードバックの方法
テキスト: 猪木武徳『戦後世界経済史』（中公新書）940円+税
参考書: ●末廣　昭『新興アジア経済論』（岩波書店）
●吉川　洋『高度成長　日本を変えた六ＯＯＯ日』（中公文庫）
必要に応じてCoursePower上で紹介する。