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2019年度
科目名 アントレプレナーシップ論 科目コード 1418 単位数 2
担当者名 堤 悦子 開講セメスター 第6セメスター 開講年次 3年次
授業の方法 到達目標 実務経験  
ナンバリング ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
アントレプレナーは会社を起業する人や企業組織の中で新しい組織やビジネスを立ち上げることであり,それは戦争や革命などの変革期におこることが考察されてきました。そこでこの講義では,明治維新後の日本および第二次世界大戦の遺産というかたちで,アントレプレナーの活躍を中心にしたビジネスの世界を理解することを狙いにしました。
到達目標
受講者は,必ずビジネスコンテストに応募してもらいます。そこで入賞することを目標にします。受講者の説得力あるプレゼンテーションの能力を養うことが大学でアントレプレナーシップ論を講義する意義です。それは単なる発表ではないこと,キャピタリストを説得するプレゼンは,自身の潜在力の発見と将来の生きる力を養うことです。
授業内容
1週目 アントレプレナーシップとは何か。ビジネスプランを作成することの意義。締切や具体的な段取りに関して解説します。<必ず出席してください>
2週目 ビジネスアイデアの発表
テキスト:アジア太平洋航路形成の経緯p。1-18
3週目 ビジネスプランの発表
講義:明治維新とソーシャルアントレプレナー
4週目 ビジネスプランの発表と送信
講義:明治時代のソーシャルアントレプレナー
5週目 ビジネスプランの修正
講義:第二次世界大戦前後の北海道
6週目 ビジネスプランの修正
講義:第二次世界大戦後の日本 テキストp.112-113
7週目 外部評価により自身のプランの見直し
外部講師招聘:中小企業診断士またはベンチャー企業家
8週目 医療領域の企業家達
日本の医療を理解するp.113-p.120
9週目 アメリカの軍事技術の開発と中小企業の発展
テキストp.120-123
10週目 アメリカが覇権を握る医療機器領域
テキストp.122-124
11週目 第二次世界大戦の遺産
ミスリードされたベンチャービジネス テキストp.124-127
12週目 日本の企業家像
テキストp.127-131
13週目 現在の日本の現状
テキストp.131-132
14週目 企業家の輩出と北海道の企業社会
北海道における企業家輩出の阻害要因を考察する
15週目 受講者自身が誇れる「一番」についての発表 グランプリ通過者は発表を
(ソフトバンクの新入社員HP参照)就職活動の練習もふまえています
16週目 日本企業やベンチャーとCSR
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
初回に講義の段取りを説明,初回および後半はテキストを使います。テキストは予め読んできてください。読んでこない人が多かった場合は,講義の前にミニテストを行うことにします。
成績評価の方法・基準
テストやプレゼンテーション,学外活動(ビジネスプラン作成とコンテスト参加)で評価します。この配分については,第一回目によく話し合い,皆で情報を共有します。2016年までは,ビジネスコンテストで入賞者を出すなどの成果を出してきました。グループワークを歓迎します。従ってプラン作りが不得意な人はリーダーのプランに貢献する姿勢を評価します。
履修上の留意点
漫然と出席しても合格点がでません。ビジネス自体に興味がない人にはむきません。この講座では,1回10月の土曜日に,他大学の学生とビジネスプランのアイディアを出し合うセミナーに参加することになっています。さらに起業家の話を聞き,ベンチャー企業を訪問する等、変則的な事も発生します。アルバイトを優先させる人にはむきません。
課題に対するフィードバックの方法
テキスト
杉田米行編『第二次世界大戦の遺産』大学教育出版
参考書
随時指定します