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2019年度

科目名	人的資源管理論Ⅱ	科目コード	1204	単位数	3
担当者名	堤　悦子	開講セメスター	第5セメスター	開講年次	3年次
授業の方法		到達目標		実務経験
ナンバリング		※DP（ディプロマポリシー）と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ（商学科・観光産業学科）参照

授業のねらい: まず，前年度に講義した人的資源管理論の続きを講義します。この科目は人的資源管理Ⅰの合格者のみが受講できます。Ⅰの受講者に対しては不足している企業組織論の概観からの講義を試みてきました。そこでここではⅠの続きの講義終了後，ソーシャルエンタープライズ論をテキストとして読み，組織の経営の中での人的資源管理の理解力を涵養することを狙います。
到達目標: 人的資源管理の基本的な専門用語を使い，①理論の諸体系を理解すること，②それぞれの体系の各箇所で取りあげられている問題点を理解し，自分の考えを要求された文字量程度で，記述できるようになることを到達目標にします。
授業内容: 1週目人的資源管理Ⅰで残ったところの講義。
次回からの段取り。インターンシップ候補企業・教育実習にむけた課題設定
2週目社会とは何か。企業とは何か。社会と企業，試験範囲：テキストp.1-24
3週目ソーシャルエンタープライズの登場と背景　試験範囲：テキストp.25-44

4週目課題・機会・担い手　試験範囲：テキストp.46-62
5週目ソーシャルイノベーションの担い手　試験範囲：p.63-83
6週目新たな担い手　リーダーシップ　試験範囲：p.84-106
7週目ソーシャルエンタープライズライズフロンティア　試験範囲：p.107-133
8週目明日への取り組み　試験範囲：p.134-156
9週目現代企業の社会意識　試験範囲：p.157-182
10週目ロバートオーウェンとサンシモンペレール　試験範囲：p.183-204
11週目日本における企業の出現と社会　試験範囲：p.205-225
12週目日本におけるソーシャルアントレプレナー　試験範囲：p.227-253
13週目会社の方法　試験範囲：p.254-276
14週目組織と人材のマネジメント　テストなし
15週目人的資源管理論から学んだこと
マネジメント論・人を動かすということ
16週目人的資源管理論についての総まとめ。
準備学修（予習・復習）の具体的な内容及びそれに必要な時間: Ⅰの履修者しか履修できないため，少数精鋭講義になります。従って個別具体的な希望や要望により，上記スケジュールが変更になることがあります。メールなどの方法を用いて，段取りや希望について合意を得たうえですすめますので，履修を決めたら早めに堤までメールをください。
成績評価の方法・基準: この講義では，全回出席することが基本です。漫然と出席していても加点されず，出席が比較的多いなどという主張が合格点をもらう根拠になりません。適宜実施される字数制限を設けたテストの点数・課題の評価なども配点して，さらに真摯に取り組む姿勢や，講義への積極参加で加点し総合的に評価します。
履修上の留意点: 学生証を忘れても，出席システムに，私の方からは入力しません。昨年度同様の手法で講義をすすめることになると予想されますので，テストが重要な意味を持ちます。範囲を決めたテストが，講義全体の理解につながります。自身のために積極的に講義でも質問したり，時にグループワークで考察の場をつくるときに積極的な発言やリーダーシップをとることが重要です。
課題に対するフィードバックの方法
テキスト: 鈴木良隆編『ソーシャル・エンタープライズ論』（有斐閣）
（最新の版）
参考書: 講義で適宜紹介します