シラバス（詳細）
| 2019年度 |
| 科目名 | 経済システム理論�� | 科目コード | 1156 | 単位数 | 2 |
|---|---|---|---|---|---|
| 担当者名 | 複数担当教員 | 開講セメスター | 第4セメスター | 開講年次 | 2年次 |
| 授業の方法 | 到達目標 | 実務経験 | |||
| ナンバリング | ※DP（ディプロマポリシー）と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ（商学科・観光産業学科）参照 | ||||
- 授業のねらい
- 経済システム理論�兇任蓮▲潺�ロ経済学の基礎知識や初歩的な理論を学ぶ。個々の経済主体の行動に共通する基本的なルールを理解すること、また、ビジネスに必要な市場に関する基本的な諸問題を理解することが、この授業のねらいである。
- 到達目標
- ・「限界」や「最適」という概念が理解できる。
・完全競争市場での最適消費行動た最適企業行動の意味を理解し説明でき
る。
・パレート最適性の概念や余剰分析を用いて市場の効率性を議論できる。
・市場の機能とその限界を理解し説明できる。 - 授業内容
- 1週目 ミクロ経済学とは何か。
2週目 消費の理論（１）前提、限界効用理論
3週目 消費の理論（２）無差別曲線（定義と仮定）、予算線、最適消費点
4週目 消費の理論（３）所得効果と代替効果、所得-消費曲線、価格-消費曲線
5週目 消費の理論（４）需要の所得弾力性と価格弾力性、ギッフェン財
6週目 消費の理論（５）応用理論（労働供給、異時点間消費・貯蓄配分）
7週目 生産の理論（１）理論の前提、生産理論で用いる諸概念とその定義
8週目 生産の理論（２）完全競争企業の最適生産量
9週目 生産の理論（３）完全競争企業の長期生産理論
10週目 生産の理論（４）独占企業の供給量と価格の決定
11週目 生産の理論（５）寡占市場の分析（クールノー複占とフルコスト原則）
12週目 生産の理論（６）ゲームの理論
13週目 市場均衡と均衡の安定性（ワルラス調整、マーシャル調整、蜘蛛の巣原理）
14週目 効率性（１）効率性と公平性、パレート最適
15週目 効率性（２）余剰分析
16週目 期末テストの返却、講評、再試験等の実施。ただし、やむを得ず15週目までの授業内容を実施できなかった場合は補講授業を行う。 - 準備学修（予習・復習）の具体的な内容及びそれに必要な時間
- ・各週２時間の予習・復習を行うこと。
・予習と復習は基本的にテキストを活用する。
・予習：毎回の授業で指示された箇所を予め熟読しておく。
・復習：授業で指示されたテキストの練習問題やCoursePowerで公開する練
習問題の解答を次回までに準備する。 - 成績評価の方法・基準
- ・成績は小テストの平均点（70％）と期末テストの点数（30％）で評価する。
- 履修上の留意点
- ・成績評価は、全16週のうち11週以上授業に出席した学生を対象に行う。
・小テストの返却と講評は原則として小テスト実施の翌週の授業の中で行 う。
・私語や遅刻などで注意を受け、改善の兆しがない者は不合格となることがある。
- 課題に対するフィードバックの方法
- テキスト
- 石川秀樹『速習！ミクロ経済学』(中央経済社) 2,600円＋税。
- 参考書
- 塩澤修平・北條陽子『基礎から学ぶミクロ経済学』(新世社) 2,300円＋税。