シラバス(詳細)

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2019年度
科目名 異文化ゼミナール 科目コード 1152 単位数 2
担当者名 佐藤 千歳 開講セメスター 第2セメスター 開講年次 1年次
授業の方法 到達目標 実務経験  
ナンバリング ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
北海道との経済交流が盛んな中国はどんな国で、なぜ30年で発展途上国から経済大国へと変貌したのでしょうか?急成長の陰で、どんな問題を抱えているのでしょうか?テキスト講読や映画作品を通して、中国社会が内包する多様性と課題を、各自が発見することを目指します。
到達目標
中国社会や政治の基本的な構造を理解し、中華圏出身者とのコミュニケーションを支える知識や視点を身につけます。
中国の社会や経済の現状を、日本と比較しながら把握できるようになります。
授業内容
1週目 中国経済の概要
2週目 国家資本主義なのか?+プレゼンテーション
3週目 大衆資本主義の力+プレゼンテーション
4週目 中国経済の二つの罠+プレゼンテーション
5週目 中国映画『至福のとき』から分析する改革開放の光と影
6週目 中国の法制度について+プレゼンテーション
7週目 法治国家建設の路線図+プレゼンテーション
8週目 中国の法律とは+プレゼンテーション
9週目 中国社会の理想+プレゼンテーション
10週目 中国映画『初恋のきた道』から振り返る中国社会の構造変化
11週目 格差社会と党への信頼+プレゼンテーション
12週目 中国に民主化は必要か?+プレゼンテーション
13週目 リーダーとしての弁護士たち+プレゼンテーション
14週目 インターネットと中国の市民社会+プレゼンテーション
15週目 習近平政権と中国社会
16週目 中国映画『四川のうた』と地域開発。やむを得ず16週までの内容を実施できな かった場合は補講授業
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
インターネットや新聞で中国・香港・台湾と関係のあるニュースに触れてください。
テキストの該当箇所を事前に読み、要約とコメントを作成してください。テキストの要約について、授業で内容を毎回確認します。
成績評価の方法・基準
授業中の質問・コメントの頻度と内容(約30%)、プレゼンテーションの内容(約40%)、課題の内容(約30%)を総合して評価します。
履修上の留意点
前期「社会文化ゼミナール」を履修してください。
プレゼンテーションと課題は評価できる点や改善すべき点を個別に毎回講評します。
講義の資料はコースパワー(Course Power)にアップしますので、確認を欠かさないでください。
課題に対するフィードバックの方法
テキスト
藤野彰編著『現代中国を知るための52章』(明石書店)2000円
異文化ゼミナールと同じテキストです。
参考書
梶谷懐『日本と中国経済』(筑摩書房)972円
多田麻美『映画と歩む、新世紀の中国』(晶文社)2268円