シラバス(詳細)
2019年度 |
科目名 | 社会文化ゼミナール | 科目コード | 1151 | 単位数 | 2 |
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担当者名 | 舛田 佳弘 | 開講セメスター | 第1セメスター | 開講年次 | 1年次 |
授業の方法 | 到達目標 | 実務経験 | |||
ナンバリング | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- 大学生になってワクワクしてる人もいれば、すべり止めになってしまったと不本意な人もいるでしょう。しかし、今は大学の名で就職できる時代ではありません。大学で学ぶことと受験勉強と異なります。文系なら外国語を身につけたり、教養や専門性をのばすことが必要です。
例えば、東アジアの国々を旅してみましょう。アナタが日本のどこの大学を卒業したかなど、だれも気にしていません。
日本から中国に進出している企業は3万社以上(2018年)、また、中国から日本に来る観光客は年100万人を超え、どこの国よりも多く、特に北海道は人気の的です。アジア諸国との関わり方について皆さん一緒に考えましょう。
専門知識としては経済学的な見方にも触れるべきでしょう。結論の妥当性は皆さん自身に判断してもらうしかありませんが、数学的論理の現実への応用は思考の幅を広げるものと期待できます。
- 到達目標
- 1.「文化の違い」について複数事例を挙げられる。
2.異なる文化との付き合い方について、自分なりの見解を持てる。
3.文化と経済・社会との関係について、学術的背景を持って説明できる。
以上の目標を達成した上で、実際に異文化(海外など)を体験することが望ましい。 - 授業内容
- 1週目 ガイダンス:ゼミの進め方と発表順の決定
2週目 大学での学習とは:スタディスキルについて(1)
3週目 大学での学習とは:スタディスキルについて(2)
4週目 文化とは何か
5週目 文化と経済・社会との関係
6週目 異文化との相互作用
7週目 日本の中の文化摩擦
8週目 アジア諸国の文化摩擦
9週目 歴史認識をめぐる文化摩擦
10週目 異文化で暮らすということ―個人的体験
11週目 経済文化交流のすすめ
12週目 A&Bグループ発表(本講義のテーマの範囲内で自由発表)
13週目 C&Dグループ発表(本講義のテーマの範囲内で自由発表)
14週目 E&Fグループ発表(本講義のテーマの範囲内で自由発表)
15週目 G&Hグループ発表(本講義のテーマの範囲内で自由発表)
16週目 全体ディスカッションとフィードバックレポートの作成(但し、やむを得ず、15週目までの授業内容を実施できなかった場合は、補講授業を行う。) - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- 発表者はA3で1枚のレジュメを作成します。
全員が毎回、前もってテキストを読んで、問題点を整理してきて下さい。 - 成績評価の方法・基準
- 事前の資料調査、作成された発表等:20%、
自由発表のプレゼンテーション:30%
議論への参加姿勢(発言など):20%
口頭発表に対するフィードバックレポート等):30% - 履修上の留意点
- ゼミは全て出席して、ゼミの仲間と議論し合うものですので、3分の2以上の出席が評価の前提です。
ゼミのテーマに大いに関心があり、積極的にみんなと意見交換したいという人たちに参加していただきたい。あまり関心もないのに、このゼミを選択したということのないようにお願いします。 - 課題に対するフィードバックの方法
- テキスト
- 毎回、配布資料を用意しますが、皆さんから要望があれば、適宜取り入れます。
- 参考書
- ・学習技術研究会『知へのステップ』くろしお出版、2015
・原沢伊都夫『異文化理解入門』研究社、2013
他、テーマごとに紹介しますが、興味のあるものがあれば、皆さんからも提案してみてください。