シラバス(詳細)
2019年度 |
科目名 | 社会文化ゼミナール | 科目コード | 1151 | 単位数 | 2 |
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担当者名 | 佐藤 千歳 | 開講セメスター | 第1セメスター | 開講年次 | 1年次 |
授業の方法 | 到達目標 | 実務経験 | |||
ナンバリング | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- 札幌の街角でよく中華圏からの観光客を見かけるようになりました。中国や香港、台湾からの旅人は、何を求めて北海道に来て、なにを「爆買い」し、どこへ帰って行くのでしょうか? この授業では、中国の歴史、社会、政治の基本を理解し、こうした疑問について自分なりの答えを発見したり、さらなる問いを立てることを目指します。
- 到達目標
- 中国社会や政治の基本的な構造を理解し、中華圏出身者とのコミュニケーションを支える知識や視点を身につけます。
中華圏の社会、政治、文化について、自分なりの問いをみつけます。 - 授業内容
- 1週目 中国と北海道
2週目 中国の政治体制+プレゼンテーション
3週目 中国の政治闘争+プレゼンテーション
4週目 中国の政治課題と論争+プレゼンテーション
5週目 中国映画『非誠勿擾(狙った恋の落とし方)』に描かれた北海道と北京
6週目 少数民族問題:チベット、ウイグル+プレゼンテーション
7週目 ディスカッション:民族問題の難しさ
8週目 中国のナショナリズム+プレゼンテーション
9週目 中華民族の復興と中国の夢+プレゼンテーション
10週目 中国映画『鬼子来了(鬼が来た)』から日中戦争と歴史観を分析する
11週目 中国の外交の歴史+プレゼンテーション
12週目 グループ・ディスカッション 海洋進出の問題点
13週目 日中関係と中国の外交政策+プレゼンテーション
14週目 中国の人民解放軍の意図+プレゼンテーション
15週目 中国の軍拡の実態
16週目 中国映画『讓子彈飛(さらば復讐の狼たちよ)』と天安門事件。やむを得ず16週までの内容を実施できな かった場合は補講授業 - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- インターネットや新聞で中国・香港・台湾と関係のあるニュースに触れてください。
テキストの該当箇所を事前に読み、要約とコメントを作成してください。テキストの要約について、授業で内容を毎回確認します。 - 成績評価の方法・基準
- 授業中の質問・コメントの頻度と内容(約30%)、プレゼンテーションの内容(約40%)、課題の内容(約30%)を総合して評価します。
- 履修上の留意点
- プレゼンテーションと課題は評価できる点や改善すべき点を個別に毎回講評します。
講義の資料はコースパワー(Course Power)にアップしますので、確認を欠かさないでください。 - 課題に対するフィードバックの方法
- テキスト
- 藤野彰編著『現代中国を知るための52章』(明石書店)2000円
異文化ゼミナールと同じテキストです。 - 参考書
- 多田麻美著『映画と歩む、新世紀の中国』(晶文社)2100円