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2019年度
科目名 社会文化ゼミナール 科目コード 1151 単位数 2
担当者名 玉井 航太 開講セメスター 第1セメスター 開講年次 1年次
授業の方法 到達目標 実務経験  
ナンバリング ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
我々は社会との相互作用の中で成長し,生きていく。その中で社会にあるルールは個人と切り離すことのできないものである。このゼミナールでは人間行動観察の方法を学び,修得した知識および技能により、自ら課題を発見し解決する能力を身に付けてもらう。
到達目標
このゼミナールの教育的目的は,一つの構造化された枠組みから現実の場面を考察するという学問的思考と論理的思考を養い,発表と討論を通して,プレゼンテーション能力を身に着けてもらうことにある。また,ゼミナールを通して,大学生の基礎的な学習への取り組み方や姿勢を身につけてもらう。
授業内容
1週目 オリエンテーション
2週目 様々な場面における人間の行動
3週目 行動観察の基礎(1)(分析レベルと研究の視野)
4週目 行動観察の基礎(2)(観察の基礎)
5週目 行動観察の基礎(3)(観察の視点)
6週目 行動観察の基礎(4)(実際例とその検討)
7週目 課題設定と発表順決め
8週目 効果的なプレゼンテーション
9週目 発表の準備(1)(課題設定)
10週目 研究の準備(2)(課題設定と役割分担)
11週目 研究の準備(3)(情報整理)
12週目 研究の準備(4)(情報整理と分析)
13週目 研究の準備(5)(プレゼンテーションの準備)
14週目 研究の準備(6)(プレゼンテーションの練習)
15週目 研究発表
16週目 異文化ゼミナールへの招待 
但し、やむを得ず、15週目までの授業内容を実施出来なかった場合は、補講授業を行います。
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
興味を持った場面を設定し、それについて調べたことをまとめ、グループでのゼミ発表をしてもらうので,講義型の授業とは異なり,学生自身の積極的な関与が求められる。そのため,授業で使う資料などをCourse Power上に事前に公開するので,毎週3時間の予習・復習をおこなうこと。毎回予習として資料を一読し不明瞭な点を抽出し,授業後にも復習を行い,紹介した事柄を理解すると共に,提示する課題に取り組むこと。発表においては内容と発表の仕方が重要な評価対象となるため,十分に時間をかけ,準備をすること。質問や相談には十分に応答する。
成績評価の方法・基準
ゼミ活動への貢献度(20%),発表(40%),ゼミにおける課題(40%)を総合的に評価する。また,授業時での態度や議論への取り組みも判断材料に含める。成績の評価は,授業週である16週のうち,11週以上授業に出席した学生を対象とする。発表を欠席した場合,評価の対象とならない。
履修上の留意点
本ゼミでは,授業週である16週の内11週以上授業に出席した学生を評価対象とする。また,2回の遅刻で1回分の欠席とするので注意されたい。
授業に関するお知らせなどはCourse Powerから行うので常に確認すること。課題や講義内容についての質問は,Course Powerからでも受け付ける。
グループでの課題もあるため,他の受講者に迷惑をかけないためにも責任感を持って参加してほしく,発表準備及び発表での勘案に足る理由のない欠席をした者は単位評価の対象から外すものである。
ゼミにおける課題や研究発表へのフィードバックは適宜おこなう。
課題に対するフィードバックの方法
テキスト
特になし。必要な講義資料は授業時に配布。
参考書
松浦均・西口利文 (編集) 観察法・調査的面接法の進め方 (心理学基礎演習) ナカニシヤ出版