シラバス(詳細)
2019年度 |
科目名 | 社会文化ゼミナール | 科目コード | 1151 | 単位数 | 2 |
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担当者名 | 原子 智樹 | 開講セメスター | 第1セメスター | 開講年次 | 1年次 |
授業の方法 | 到達目標 | 実務経験 | |||
ナンバリング | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- 本ゼミナールではテキスト,参考書R1からR8とを随所でからめ言語・民族に関わる内容に取っかかりを見出し,世界の言語分布が地球上の国境線といかに重なりあるいは「ずれ」があるのかをみていきますが,それだけにとどまらず,われわれの社会全体が動いている仕組みまで考えていきたいと思います.例えば,我々の周りの隅々にまで行きわたるコンピュータ・システム.このコンピュータ社会・現代社会でいかに生きていくことになるのでしょうか.その根本にあるのは果たして何なのでしょうか.これも当ゼミナールの重要なテーマです.「異文化ゼミナール」も同様に展開します.
- 到達目標
- 「演習」の形態に慣れる準備とします.さらに,言葉をテーマにするゼミナールですが,そこから世界・社会・経済やお金の今の姿,そして我々の周りで起こる様々な出来事までを考え,その過程を通して,各受講者が卒業後の自らの姿を想定した考え方を固めていく素地としてください.1年次の間に,自分の考えやこころを見つめ,また社会で実際に役立ち各自に向いた技能への目標を見つけ出し,2年・3年次への目的を持てるように学びます.
- 授業内容
- 1週目 全般解説 (辞典類について)
2週目 図書館の利用および開架図書について
3週目 学内インターネット接続パソコン / 以後,書籍コメント・ブックレット口頭発表および意見交換を随時実施
4週目 新聞などマス・メディアについて
5週目 英語の復習と今後の学習方法について
6週目 英語という言語について
7週目 言語・民族の分布と国境線との重なり,あるいはずれ 1 (ユーラシア)
8週目 言語・民族の分布と国境線との重なり,あるいはずれ 2 (南北アメリカ)
9週目 言語・民族の分布と国境線との重なり,あるいはずれ 3 (その他)
10週目 コンピュータ・システム社会 1 (北海道と日本)
11週目 コンピュータ・システム社会 2 (日本とアジア太平洋)
12週目 コンピュータ・システム社会 3 (世界あるいは地球)
13週目 世界・社会・お金そして我々を取り巻く様々な出来事
14週目 世界・社会・お金そして我々を取り巻く様々な動き
15週目 世界・社会・お金そして地球について
16週目 前回までの主な内容のまとめ - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- ゼミナール内容の要点把握および疑問点の列挙や,各自が選び読み切る書籍の咀嚼に授業時間数相当を要するでしょう.これを適宜に整理し次週に反映させるようにしましょう.
- 成績評価の方法・基準
- 各週の諸々の課題,書籍コメント・ブックレット口頭発表および意見交換など 100%
(各自が読み切る書籍を新書版で一冊選び,読んだ本に対して配付するブックレットに「書籍コメント」をまとめ、PCでレポートに仕上げてもらいます.) - 履修上の留意点
- 講義担当者の判断により,内容・予定を微調整することがあります.全回出席参加が望ましいです.
授業についての連絡は研究室扉横に都度通知します.
諸課題の途中経過や結果は必要に応じ教務システム上で反映します。 - 課題に対するフィードバックの方法
- テキスト
- 特になし
但し 新書版 1冊 \800程度 を購入ししてもらうことになりますが,ゼミナール開始後に指示します. - 参考書
- R1 『10代後半の英語復習サブ・テキスト』 共同文化社 ¥500 (「異文化と言語A/B」および「異文化ゼミナール」と同じ)(R1は地下1階生協でのみ販売.)
R2 『世界言語百科』 R3 『言語世界地図』 R4 『世界紛争地図』
R5 『英語の歴史』 R6 『新版 大学生のためのレポート・論文術』
R7 英語辞典(電子辞書も推奨)
R8 [配布・提示資料(コメント・ブックレットなど)]
R2からR6は本学図書館開架所蔵,他にも適宜紹介.