HINASとは

HINASとは

HINAS

学校法人北海学園とHINAS

 

学校法人北海学園 理事長
北海商科大学 学長
北海学園北東アジア研究交流センター センター長

森本 正夫

 

 北海道は太平洋、日本海、オホーツク海に囲まれ、雄大で変化に富む山々、美しい景観の天然の湖沼など豊かな自然に恵まれた地です。
 この北海道で本格的な開拓が始められたのは明治時代になってからです。その頃の札幌は昼なお暗き未開の新天地でした。森を開き、土地を耕し、害虫におびえながら収穫の秋を迎えるまで、先人は多くの汗を流し、心を砕きました。学校法人北海学園は、このような開拓間もない1885(明治18)年に、北海英語学校(のちの北海中学校の前身)として誕生しました。開拓者精神を抱き、向学の志に燃えた北海道の青年の期待に応えるためでした。その後、大きな発展を遂げ、いまや北海高等学校、北海学園札幌高等学校、北海学園大学・大学院、北海商科大学・大学院を擁するまでに至りました。この間、多彩な人材を世に送り出し、北海道の宝となっています。
 1998(平成10)年11月、中国の江沢民国家主席が来日し、北海道にも足を運ばれました。
 これを記念して学校法人北海学園は、それまで蓄積してきた北東アジア研究の成果を広く活用して産学官共同の国際的な研究を推進するため、1999(平成11)年に北海学園北東アジア研究交流センター(Hokkaigakuen Institute for Northeast Asia Studies 略称HINAS)を発足させました。
 「北東アジア地域における経済協力体制の構築と安全保障問題」をテーマに研究プロジェクトをすすめ、中国社会科学院や韓国大田大学、北海道国際交流・協力総合センター(HIECC)など国内外の研究機関・団体と連携しながら、国際共同研究会議やHINAS公開セミナーの開催、HINAS地域交流事業の実施、研究報告書の刊行など多彩な活動を行っています。
 HINASの研究交流活動はすでに10年を超え、さらに未来に向けた活動に取り組んでいます。これからも北東アジア地域のさらなる発展と平和に寄与することが期待されています。